研究室紹介


Experimental Rational-Drug Design Section

私たちは、災害科学国際研究所・医学系研究科・大学病院・東北メディカルメガバンク機構に所属し、地域医療支援とともに抗ウイルス剤や抗がん剤の開発を行っています。ウイルス、細胞に対する創薬技術を研究しています。

日本たばこ産業株式会社と共同でStribildの主成分のひとつであるHIVインテグレースを阻害するelvitegravirを開発しました。Stribildは1日1錠1回服用でこれまで複数錠を1日2回もしくは3回服用しなければならなかったHIV感染症の治療を大きく改善させました。このelvitegravirは平成28年7月8日からGenvoya配合剤としても臨床応用されています。


さらにHIV逆転写酵素のtranslocation阻害という新たな阻害機序を有する4'-ethynyl-2-fluoro-2'-deoxyadenosine(EFdA)をヤマサ醤油株式会社とともに開発し、米国メルク社で臨床開発が進められております。EFdA/MK-8591の10 mgの1錠を1回服用するだけで10日間もその強い効果が持続することがわかっています。現在Phase IIの臨床試験が行われています。


HIV以外でも、慢性活動性EBV感染症(CAEBV)に効果を示す核酸誘導体S-FMAUを見出し、現在、東京医科歯科大学、成育医療研究センターと共同研究で臨床応用を目指しています。S-FMAUは平成26年度と平成28年度の橋渡し研究として採択され、アカデミア主導で前臨床試験を開始しています。

共同研究・共同開発に限らず、化合物の生物活性測定のみの依頼やアッセイ系のアウトソーシングも受け付けています。お気軽にお問い合わせください。


研究理念

私たちは「科学立国に貢献することを目的とし、創薬から産学官を
活性化させるとともに次世代に向けた有能な研究者輩出を目標」

しています。

治療薬を必要としているかただけでなく、我々研究者や学生も含め
てひろく「安心」を提供することを理念としています。

私たちの理念に「共感」していただけるかたの参加をお待ちしてい
ます。


新着情報

2018.10.3: 災害避難所における健康管理の総説がでました
2018.10.1: 医学部保健学科寄附講座の兼務(近くHPを立ち上げます)
2018.9.25: 理化学研究所との共同研究論文が出ました
2018.9.15: 助教の公募をしています
2018.8.30: 第9回「震災対策技術展」自然災害対策技術展で感染症講演
2018.7.21: 福島県立医科大学第2内科開講70年記念講演会 特別講演
2018.6.20: 福島県藤田総合病院で感染症講演会
2018.5.30: 感染症セミナーを学内で行いました
2018.4.1: 東北大学病院 感染対策委員長を拝命しました
2018.3.15: 東北大病院検査部の林先生と共同研究